ワヲンという名のマーケターのブログ

上場企業でWeb広告CPAを半年で30%改善させ、1年でSEO1位獲得Kw数を27個増加。アプリインストール数を昨年対比で170%にさせたWebマーケター

価格の正当性と決め方

あなたは、「定価」を信じますか?

 

それとも、「定価」などくそくらえだと思っていますか?

 

 

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どうもこんにちは。ワヲンです。

 

ビジネスにおいて、「価格」というのはとても大切なものです。

最終的な売り上げを決める大きな要因にもなりますし、

購買意欲をそそるものかどうかによっても結果は変わってきます。

 

今回はその「価格」についてお話したいと思います。

 

モノに定価などない

冒頭でもお話しましたが、

貴方は「定価」というものを信じますでしょうか。

 

よく家電製品なんかでは、

「定価●●円」と書かれていたりします。

 

これをお客さんが間違えて、

これ以上高い金額では売ってはいけないのだ

と勘違いしてしまいがちなのですが、

 

定価と書かれているもののほとんどは、

「メーカー希望小売り価格」で、作った人たちが、

これくらいの値段で売ってほしいなーというだけの値段です。

 

だからこそ、小売り店は自由に価格競争ができるし、

ポイントも付けられるんです。

 

もっと言えば、メーカーから小売店へ卸されているときの

一つ一つの商品の単価はもっと低いということ。

 

よく転売屋が仕入れ値よりも高値で取引をして、

ブーイングを食らいますが小売店は、公式にそれを行っているとも言えます。

 

適正価格は上下する

よく、ビジネスは「需要」と「供給」のバランスだと言われます。

 

その通りで、2018年に「洗濯板」を販売しても、

洗濯機で事足りますし、そちらの方が楽なので売れません。

多分1つ100円で販売したとしても苦しいと思います。

 

この状態は「需要がない状態」です。

 

もちろん、ほとんどの商品の需要は0か100という極端なことはなく、

その間に収まるのですが、消費者に絶えず供給もされていくので、

ある程度の消耗品以外は基本的に「需要がなくなっていく」方向に動きます。

 

例えば「水」は、

 

日本では、水道をひねればきれいな水が出てきますし、

コンビニでも1本100円前後で販売しています。

でも全員が水を買うわけではないので、水は明らかに供給過多です。

 

世界的にはきれいな水を欲している人は山ほどいるのに、

日本では需要がないのでなかなか爆発的には売れません。

 

 

しかし、日本で売っている水を砂漠のど真ん中で販売すれば、

供給不足かつ需要があるので高値でも売ることができます。

 

ここまではあなたでも容易に想像がつくと思います。

 

使用コストから価格を決める

1本の水を作るのにどれくらいかかったのか、

いくらの広告をうったのかを含めてコストを考えるやり方です。

 

そこに利益分を載せて販売するという形です。

 

こちらでもいいのですが、コストベースで考えると、リスク少ない値段設定ができます。

 

需要の高さと供給量で価格を決める

需要はあるんだけど、供給している人がいないなんていう商品はいくらでもあります。

 

そんなときは供給している人が少ないので、

単価を上げるチャンスです。

 

かかったコストの何倍もの価格で取引するのも可能です。

 

また、こちらで高い金額で提示することによって、

高額ブランドイメージを構築することもかのです。

 

私は小さいビジネスであればあるほど、

後者の考え方で価格を決めるべきと考えています。

 

どんなお客様でどんなものを欲しがっているのかを考えながら、

価格を決めてみるといいと思います。

 

 

では。