ワヲンという名のマーケターのブログ

上場企業でWeb広告CPAを半年で30%改善させ、1年でSEO1位獲得Kw数を27個増加。アプリインストール数を昨年対比で170%にさせたWebマーケター

初心者のためのアプリインストール増対策

どうもこんにちは。ワヲンです。

 

今回は、

「上場企業のツール系アプリインストール数を昨年対比400%増させた

 アプリインストール増対策」

 

についてお話したいと思います。

 

とはいっても、タイトルにある通り「初心者向き」でいきたいと思います。

できるだけ細かい話は避けて、難しい話も避けて、概念が伝わればいいかなと思っています。

 

 

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アプリインストールの話は市場にまだ少ない

デジタルマーケティングと呼ばれる世界は、

ここ20年くらいで急速に発達したのですが、

その初期からSEO対策というものは存在していましたし、

それに伴って、Web広告でサイト集客をする!!という手法も年々増加し、

いろいろなところで、その知恵とかも発信されています。

 

例えば、コンテンツ施策はキーワード選定はこんな感じでして、

文字量はこんな感じで、離脱率が下がるような形で画像とかも取り入れながら・・・

 

みたいな。

 

でも、スマホが急速に発達して約10年。

 

スマホの登場から新しい集客の形が登場しまして、

それがスマホアプリです。

 

元々は、質のあまり高くないゲームアプリが多かったのですが、

現在は、メッセージアプリ、スケジュール管理、ヘルスケア、マッチングサービスまで、ありとあらゆるスマートフォンアプリが登場しています。

 

しかし各企業がスマホアプリに力を入れ始めたのは、

ここ数年のことで、未だに主だった集客術みたいなものが発信されていないのが

現状です。

※広告代理店が持っているのですが、公開せずに高いフィーを貪ってます

 

だからこそ、企業のマーケティング担当者がアプリ集客をしようと思ったときに、

困ってしまい、結局広告代理店の助けを借りるという方向になってしまいます。

 

でも、広告代理店は別になくてもいいんです。

 

アプリ集客にはコツがあります。

 

アプリ市場のほとんどがゲーム

スマホアプリ市場でマーケティング施策をガンガンうっている

アプリのジャンルは「ゲーム」です。

 

「パズドラ」や「モンスト」、「クラクラ」など、

スマホアプリのみのゲームタイトルが最近は多く登場し、

市場を席巻して高収益を上げています。

 

ですので、正直なところ市場で見れるアプリマーケティングのほとんどは、

ゲームアプリになってしまいます。

 

しかし、私がインストール数を400%増させたアプリは、

「ツール系」のアプリで、生活をよくするためのアプリになります。

 

ゲームと違う属性のユーザーに対しても、

アプリ集客は可能なのです。

 

アプリ集客はざっくり3種類

 

1.広告プロモーション

多分これが、一番ベタな集客方法です。

スマホユーザーに対して広告を見せることによってインストールを促します。

 

アプリはWebサイトと違って、広告計測がしにくいのですが、

後述するアプリ計測SDKツールを導入すれば効果が見れるようになります。

 

アプリインストール広告は最近多くのメニューで出ているのですが、

おすすめは、

Google AdWordsUAC」と「Facebook広告」と「Twitter広告」です。

まあ、ここはベタなので飛ばします。

 

2.ASO対策を行う

SEOならぬASOです。

アプリストア最適化なので、アプリストアのアルゴリズムにあった、

対策をしていくという意味です。

 

もちろん、細かいことはあるのですが、

 

・紹介画像をきれいに、見やすくすること

・タイトルをわかりやすくすること

 

など基本的なことがありますが、

 

技術的なところで言えば、

検索予測などで出てきてもらうために、

SEOと同じような感覚で、

 

・キーワードを平仮名で書いてみる

・アプリ名だけではなく、関連するキーワードを入れる

 

上記の2つを守った説明文にするだけでも、

だいぶ結果は違ってきます。

 

3.既存の自社メディアからの送客

アプリとWebのユーザーは全く別物と考える方もいらっしゃいますが、

実は自社のサイトやSNSからアプリへ送客することもとても大切な施策になります。

理由に関しては、後述しますがアプリ独自のアルゴリズムがあることと、

CRM施策(ユーザーの囲い込み)がやりやすい点が挙げられます。

 

Webだとユーザーはいちいち成約後に離脱するので、

アプローチしにくくなりますが、アプリがスマホに入っていれば、

正直プッシュ通知でいくらでもアプローチできてしまいます。

 

 

アプリストア独自のアルゴリズムをもとに対策をする

Webの集客だと、SEOSNSとWeb広告は同じ集客の分野ですが、

知識もスキルも全く別もので、別々に対策しても問題はありませんが、

アプリに関しては、すべてを同じ軸で見ることに大きなメリットがあります。

 

それは、先述したように、アプリストア独自のアルゴリズムがあるからです。

 

アプリストア内にもランキングがありますが、

SEOと同じように1位に近づくほど自然流入が多くなります。

 

特に各カテゴリでトップ5に入るようなアプリは、

自然流入がものすごい上がることになります。

そのためアプリストアのアルゴリズムを理解して、各種施策を実施する必要があるのです。

 

A.広告経由インストールが順位に関わってくる

SEOのランキングは、被リンクの数やHTMLソースが最適化されているか、

コンテンツの質と量はどうかなどの総合的な判断で決められていますが、

リスティング広告やディスプレイ広告をいくら出稿してもSEOの順位には

何ら変わりはありません。

 

しかし、アプリストアの場合、ランキングを決める評価基準の大きなウェイトを占めているのが前日のインストール数です。

そしてこれには広告経由 or 自然流入という区別はありません。

そのため、だらだらと広告を出稿するのではなく、

一気に費用を投下して順位を上げ、その後の自然流入を増加させるという方法があります。

 

もちろん、リワードなどのグレーな広告は禁止されているため、

やってはいけませんが、いわゆる通常の広告を短期間で一気に投下するというのは、

非常に賢いやり方だと言えます。

 

B.各導線をアプリに集める

上で、「自社メディアからの送客を」ということを書きましたが、

Aで書いたように、アプリストアの重要なアルゴリズムがインストール数です。

そのため少しでも多くのインストール数を稼げた方が

さらなる集客を期待できるので、各導線をアプリに向けたほうが賢いといえます。

 

C.レビューを整理する

アプリストアのアルゴリズムでは、アプリのレビューも一つの評価対象になっているようです。

そのため、頻繁にレビューが書かれているところを見に行って、

ユーザーに接触するもしくは悪質なレビューを削除するなどの対策をとるべきです。

 

もちろんすべてのレビューを削除などできませんが、

少しでも評価の悪いレビューを消すことで、順位を上げることが期待でき、

インストール数を伸ばすことが可能になります。

 

計測SDKツールを導入する

アプリの集客状況や中の行動分析はなかなか難しいので、

計測ツール導入をお勧めします。

 

そこで、私がおすすめするツールのご紹介をします。

 

1.Firebase

firebase.google.com

 

こちらは、GoogleプロダクトのSDKツールです。

Googleの広告しか広告計測はできませんが、しっかり設定をすれば、

アプリ内行動計測、プッシュ通知なども無料でできます。

 

もしGoogle以外の広告を打つ予定がないのであれば、

Firebaseで十分かもしれません。

 

2.AppsFlyer

www.appsflyer.com

 

AppsFlyerは世界でも有数のアプリ計測ツールです。

IT先進国イスラエルのツールで、アプリ計測に特化したツールになっています。

課金形態も重要課金で明瞭ですし、計測できるデータも非常に細かく、

超マーケター視点のSDKツールになります。

世界中にある広告媒体と連携することができるので、あらゆるマーケティングアプローチでアプリのプロモーションが可能になります。

 

マニュアルも管理画面もほとんど日本語なのですが、

日本の拠点のスタッフに限りがあり、日本語化されていない点や、

質問に対する返答が少し遅い点が若干さみしいところです。

 

ただ、日本のカントリーマネージャーの大坪さんは、

Web広告、アプリマーケティングの世界では非常に有名な方なので、

信頼できるツールであることは間違いないです。

 

3.Adjust

 

www.adjust.com

 

AdjustはAppsFlyerと世界的なシェアを争うアプリ計測ツールで、

発祥はドイツになります。

 

できる機能は、AppsFlyerと大きくは違いませんが、

お金が若干高い分、日本のサポートはAdjustのほうが充実しています。

 

管理画面も、マニュアルも日本語ですし、

非常にシンプルな作りになっているので直観的な操作はしやすいです。

ただ、若干レポートが見にくい部分がありますが、

データをエクスポートすれば問題にならないので気にならないレベルです。

 

 

最後に

いかがだったでしょうか。

長くなってしまいましたが、市場に有効なマーケティング手段が

余り落ちていないので、勢いで書かせていただきました。

 

私は上に挙げた手法によって、

5年間で累計100万インストール獲得していたアプリを、

1年で80万インストール上乗せすることに成功しました。

 

もし、あなたがアプリ集客の担当者になっていて、

お困りでしたらお試しいただけるとうれしいです。

 

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