※使用注意【嫌われる集客】アンチブランディング法
どうもこんにちは。ワヲンです。
今回は、前回書いた記事のこちら
とは違い、
「負の心理」を利用して行うマーケティングの方法をお伝えします。
ちょっと「ネガティブ」かつ「大多数からは嫌われる」方法のため、
ご使用になる際には、自己責任でお願いします。
自分の会社のプロダクトやビジョンにブランドイメージを重ねることで
ユーザーに共感されて、成長をしています。
※よくわからない場合は、前回の記事を読んできてださい・・・。
今回ご紹介する方法は、そうではなくて、
虎の威を借る狐戦法になります。
全世界の人が受け入れられるブランドはない
まず、今回の話で一番のポイントは、
「世界全体が受け入れるコンセプトやブランドはない」ということです。
例えば、「ググる」という言葉があるほど、
Webで検索する際に世界で一番使われているサービスは、Googleです。
でも、世界で一番使われているからシェアの100%がGoogleかといわれると、
そうではありません。
あなたも知っているYahooという存在がいたり、
Microsoftが開発しているBingというものがあったりします。
その他にも、熱狂的なファンを持ち、シンプルかつ高性能なハードウェアを送り出しているAppleですが、
PCやスマートフォンのシェアで世界を牛耳っているかというとそうではありません。
むしろ、世界的に見ればAppleはマイノリティに当たります。
このように、どこまで強烈なブランドイメージを世界に植え付けても、
ほぼ確実にシェアを100%にできない理由があります。
他人と同じものを支持したくない層
シェアをほぼ確実に100%とれない理由は、
「他人と同じものを支持したくないという心理」
がまず一つ挙げられます。
一般的には、
マジョリティや周りが使っているものを良いものと考えるという心理が働くのですが、
逆を返せば、「それを打ち破ることができれば、簡単に特別な存在になれる」とも言えます。
MacのPCを使っている人にも多い心理だと思いますが、
世界の大半はWindowsのPCになります。
だからこそ、MacのPCを使っていれば「あいつはなんか違う」という評価を得られるのです。
アンチの存在
そして、もう一つの理由が「アンチ」の存在です。
アンチになる理由というのは様々ですが、
・使ってみたけど良さがあまりよくわからない
・不便な思い(良くない思いをした)
・なんか嫌い
などありますが、それらに共通することは、
「対象となるものが良いと思わない」という負の感情です。
これは、マジョリティとされているサービスやプロダクトにも
もちろん存在していて、今回紹介するアンチブランディングはこの「アンチ」に対してアプローチをするといっても過言ではないです。
徹底的にマジョリティを批判する
人間は、
○○が良い
という感情よりも、
○○がよくない
という負の感情の方が強く表れる生き物です。
そのため、マイノリティとして結託して正の感情を強めるのではなく、
マイノリティから見たマジョリティへの負の感情を発信します。
これがアンチブランディングです。
マスコミが芸能人を叩いたりする際の報道の方法は、
このアンチブランディングによく似ています。
芸能人という正の感情からのブランディングを成功させた、
有名人に対して、
ほんとかどうかもわからない噂話で徹底的に叩いた内容を発信していく。
それによって、
もともとその芸能人の方の「アンチ」だった人の共感を得ることができますし、
芸能人の「ファン」だった方の興味もひくことができます。
この方法を使えば、
「○○のアンチ」というブランドが付き、その芸能人の「アンチ」がファンになりやすいですし、
「〇〇のファン」だった人の興味もひくことができるので瞬間風速的な売り上げは伸びます。
ただ、この方法の良くないところは、
発信する内容・ブランドに「中身」がないことです。
通常は、「私は〇〇です!!!」という自分の中にあるものを発信して、
それに共感した人がファンになります。
しかし、アンチブランディングを使うと、
「あいつは〇〇です!!!おかしいよな!!」という内容になるので、
共感は得られますが、その発信者のファンかといわれると疑問になります。
そして何よりも、マジョリティを敵にすることになるので、
だんだんキツくなる方向には向かいます。
最後に
長くなってしまったので、この辺で終わりますが、
文中にも書いた通り、「負の感情」のほうが基本的に人は強いので、
瞬間的に強烈なファンを獲得することも可能です。
また、マジョリティの知名度も借りることができるので、
嫌われることを恐れないのであればやってみてはいかがでしょうか。
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