なぜ、iPhoneは発売するだけで売れるのか。
どうも、こんにちはワヲンです。
今回は、
「なんでiPhoneは発売します!!!!と言っただけで売れてしまうのか」
についてお話したいと思います。
あなたもご存じかと思いますが、
天才故スティーブ・ジョブズが率いたAppleという会社の製品は、
「発売するよー」と発表会をやっただけで、新製品が在庫切れになり、
予約をしても届くのが1ヵ月後・・・
みたいなことが常識になっているほど、よく売れます。
よく売れるのですが、Appleが会社単体でTVCMを行ったり、
ネット上で売り込みを行うということはあまりありません。
(以前までは、ほとんどないと言えましたがCEOが変わり、少しAppleも変化しています。)
それでも、Apple社はほかの企業が、
TVCMやネット広告に莫大な費用と時間をかける中、
そういった行為をすることなく、ものすごい売り上げをたたき出します。
なぜでしょうか・・・?
これぞブランドの力
あなたは、もうわかっていると思うのですが、
これぞ、「ブランド」の力です。
もし、あなたがいきなり
「めちゃくちゃすごいスマホ作ったから集まってー」
と呼びかけても、ほとんど誰も集まりません。
でも、Apple社が、
「iPhoneのカメラ機能良くしたから、発表会するよ」
といえば、多くの記者が集まり、
次の日からAppleストアの前には行列ができます。
じゃあ、この「ブランド」とは何なのかというと、
実は単なるイメージでしかありません。
イメージは統一感で作る
ブランドというと、とても聞こえはいいですが
簡単に言えば、「イメージ」が世間的に認知されて、
Appleの製品は「シンプルでおしゃれ!!」「直観的操作でどや顔できる!!」
と思われているから、購入されるわけです。
Apple以外にも、例えばドンキ・ホーテは、
「とりあえずドンキに行けば売ってると思う」
「陳列は汚いけど、種類はそこそこあって安い」
と思われているから、あのようなきれいとは言い難い陳列でもモノが売れるわけです。
※ちなみにドンキ・ホーテもそこまで広告に力は入れていません。
ブランドが固まっていて、
「ブランディング」の例として挙げられるのは、
コーチやルイヴィトンなどのハイブランドや、
新商品を出しただけで列ができるほどのスターバックスコーヒーなどです。
こういったものを挙げると、
ブランディング=おしゃれなもの
と誤認されがちですが、ドンキ・ホーテなどのイメージも「ブランド」と呼ぶことができます。
結局はどうとらえられるか
基本的には、ブランドのイメージは継続して行ってきた行動や、
生み出してきたものによって形成されます。
ただ、強くついてしまったイメージをぶち壊すことによって、
生み出されるブランドもあります。
例えば、「元アイドルタレント不倫」となれば、
「清純派のかわいい女性」というブランドから、
「性欲の強い違法行為野郎」に早変わりします。
こうやって、世間的にどう捉えられるかが「ブランド」となり、
「ブランド」がある間は、同じようなものを強みとしているライバルと
争う必要がなくなります。
なぜならば、
○○=××というイメージがついているので、
○○となればすべての矛先が××に行くからです。
そうすることによって、
ビジネスで言えば、無理に値下げをすることもなくなりますし、
無理にお金を使って集客をする必要もなくなります。
ブランドを作ることは時間がかかりますが、
どんどん費用対効果がよくなっていくので、
ビジネスをする際には安売り施策ではなく、どういった形なら、
「ファンを作れるか」を考えてみてはいかがでしょうか。
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